ミロス公開後、自分のネタバレ感想と、吐き出し口が無い方々の為に設置していた掲示板のログです。
書込み順に並んでいます。

[1]  名前:礼  2011/07/03(日) 18:35
ミロスを見たけど語る相手がいない!
ミロスについて叫びたい!
そういう人の為に当分の間設置。
ネタバレしないために、管理人のミロス関連呟きもここ。

匿名、独り言、横レス歓迎



[3]  名前:礼  2011/07/03(日) 18:47
ひとまず率直な感想↓

・増田は出てくる必要ありましたか
・人が死に過ぎなんですけど
・ジュリア兄は成長し切る前に皮を剥がれたのに、顔はアレでいいんですか
・いやー良く出来た二次創作だなあ
・ぱくさんがエンターテイメント!と連呼していた意味が分かった
・姫姉様!姫姉様がいるよ!(笑)
・兄さんの位置はユパ様
・アルの位置は名前を覚えられないアスベル
・っていうかこれ最早鋼じゃない
・兄弟は出てくる必要ありまブフッ∵(´ε(○=(゚∀゚ )

まあでもそれら諸々を考え合わせても面白かった!です



[4]  名前:礼  2011/07/03(日) 19:31
とりあえず、二回見られるクオリティで良かったなーと思います
もの凄く酷いものを見せられたらどうしようという警戒感があったので(笑)

絵も思ったより悪く無いんだけど、時々残念なのが混じってる感じ。
特に少佐は出番が少ないだけにもっとかっこよく筋肉に描いてあげてほしかったなあ・・・・ってか、少佐出てくる必要ありまry

一番腹が立ったのは、アルの膝下がやたら細い絵があったこと!アルの足はあんなんじゃないやい!

動画としては頑張ってた、というか好きな部類だったと思います。
でも結構見てて疲れる作りだったように思う。

ストーリーも単純に面白かったですよね。意図的になのかかっ飛ばしてる、説明不足と思われるところも結構ありましたが、まあ二時間のアニメ映画という枠で捉えれば頑張ったと思います。
ただ、オリジナルストーリーに鋼の設定やキャラをぶっ込んだ、利用した感じは否めませんでした。だってどう見てもジュリアが主人公ですよアレ(笑)
兄さんですら脇役感パねえ!って感じだったので、一緒に谷底に降りてきたロイロイがいつ活躍するのかいつ活躍するのかと、心配でマグマを押さえるアルたんのかっこよさに集中できなかったじゃないか!(笑)
そして結局本気で無能ロイロイ・・・・焼くだけ・・・?傷口塞いだだけ・・・?(笑)
いや、きっとあんなマグマなんて超高熱なものの側に、ノーマルの兄さんが普通で居られるはずがないから、見えないところで温度調節の錬成しててくれたんだよ!とか、崖を登る時はお得意の気球に乗って脱出だよ!(一人乗りだ!っていう持ちネタ(ネタ・・・?)も披露したはず!)と、桔梗屋さんと言い合ってました。
・・・何故私がロイロイのフォローをせねばならん(笑)

11.5巻にも書かれていたように、全体的に「鋼」を知らない(と言っては語弊があるかもですが)からこそ、成立しているような感じを受けました。
それだけに二次臭が半端無かった訳ですが(笑)
まあでもそんなの、水島版で慣れちゃってるから全然平気なのさ!(笑)
でも一方で、やっぱり兄弟をもっと活躍させて欲しかったなあというのは、ファンとして惜しいところですよねえ



[5]  名前:礼  2011/07/03(日) 22:12
そういえば、一体何が「禁断の絆」だったんだろう
どこにも禁断が見えなかったYO!



[6]  名前:礼  2011/07/04(月) 13:10
それにしても人がバカスカ死ぬ映画だったなあ
鋼はダークファンタジーという位置付けですし、人を殺すなと言う気も無いですし、兄さんが殺さない決意をするのをブリッグスの人たちが若いねえと好ましく笑うのが好きです。

とはいえ、私は鋼をダークだと思ったことは無いし、血がどかどか出てても、ニーナが可哀想でも、夕方五時や六時にいいの?なんて思ったことは無くて(って言うか何が駄目なのか分からん)、そもそも鋼は例え何がおころうといつだって兄弟は光の方を見ている、そのまっすぐさを描いた漫画だと思っているので、他キャラの狂気とのせめぎ合いは歓迎すべきものだし、現実ではない、創作だからこそ救いが描けるというのは、自分も書く人間としての大前提だったりします。(まあ創作だからこそどろどろに出来るという気持ちも分かるんですが 笑)

そして、だからこそ、誰かが死ぬ時には「必然」でないといけないと思うし、死ぬからにはどこまでも利用するぐらいでないと、必然にならないと思ってます。
もちろん名前も無いキャラが死んでいくことにまで必然を求める気はないですけどね。でもそんなキャラでも安易に殺してはいけないと思ってます。

その必然性が、ミロスは弱かったなあという気がしています。
というか、「賢者の石の材料は人の命」っていう「美味しい」設定の為にたくさんの人が殺されたというように見えた(私には)。そこが残念。
もしノベライズがあるなら、大長編になっても構わないから、ミランダや、名前を覚えてないけど途中で死んだミロスの兵士についてもっと掘り下げて欲しいなあ。あるいはメルビンの狂気性をもっと掘り下げるのでもいいかもしれない。
まあ別に自分で補完でもいいんですけど(笑)ハイデたんの時みたいに(笑)

ところで軍人さん達がいっぱい、床が斜めになってどんどこ落ちていくシーンをみて、サジタ★ウスを思い出した・・・子供の頃のトラウマなんだぜ!(笑)



[7]  名前:礼  2011/07/04(月) 15:29
そういえば、ボイジャーってアメリカの宇宙船で
ソユーズってロシアの宇宙船だよなあ

・・・・・・・・・ハイデたん!!(笑)



[8]  名前:つーちゃ  2011/07/04(月) 19:53
昨日みてきました!!!
鋼は、1期もシャンバラも終わってしまった後に嵌まったので、
映画館で見るのがとてもたのしみでした!!!
最初の感想は、アルの天然タラシっぷりが///見てるコッチが恥ずかしwwwっていう感じでした。アクションはやっぱり凄かった気がします。
大音量で、映画館で見れて良かったです
[9]  名前:礼  2011/07/04(月) 20:24
こんばんは!いらっしゃいませー!
映画、面白くて良かったですよね!シャンバラも映画館で明りが付いた時の微妙〜〜〜〜な空気はそれはそれで面白かったですけど(笑)
あまり鋼に縁の無かった人や、二期からの人とか、誰でも楽しめる作りになっていて、凄く良かったと想います。

タラシ、分かります!
アルの「き、きれいになったって」が可愛くて可愛くて可愛くてもう!(笑)
見ながらにやにやにやにやしました!
しかしそうであるからには、ジュリアには、兄さんの赤コートではなくアルが何か錬成して掛けてあげる設定だったらなあと。

アクションは盛りだくさんで目で追いきれないくらいでしたね!せっかくの大画面、映画というところを思いっきり使ってくれたのは有難くすら思いました。二回目も楽しみです〜。



[10]  名前:白桃李  2011/07/05(火) 05:18
礼さんお久し振りですv
ミロ☆、年寄りなので週末は我慢して月曜に見ました(笑)
11.5巻は無事getしました(3日目でも余裕だったのは池袋という地の利でしょうかね)
さて肝腎の中身ですが、作画の微妙さはさておき、お話はスピンオフとしては良く出来ていたと思います。
「鋼」世界観をかなり慎重に守りつつアメストリス中を旅していた兄弟でも未知・未踏の場所としてのテーブルシティのデザインも良かったです(個人的にはブリューゲルのバベルの塔に似てる気がしましたが(笑))
テーブルシティ全体が鮮血の星(=賢者の石)を創るための巨大な装置だった、というのもある程度予想していましたが実際に人から絞り出した血を伝声管を通して錬成陣に集めていく描写はFA中盤以降並みに衝撃的でした。
しかしヒロインの生い立ちやミロスの民が背負った運命など重くなりがちなシリアスストーリーを「何もそこまで」と思うほどドカンドカンと派手にやり合う錬金術戦でぶっとばしてましたね。
アルがヒロイン抱えたまま屋根だの崖だのを駆け落ちるとこなんかほとんどカリ城のルパンかと思いましたよ(笑)
あと森川帝王ファンとしては「悪役楽しんでるね」と思いました(爆)
(余談だけど森川さんって三木さんとの共演作多いでしょ。「春抱き」シリーズではCPだったし(しかも珍しく帝王受け))
更に余談だけど、セントラル軍部のセキュリティはどうなっているのか謎です。
国軍大佐の執務室にウィンリーちゃんがアポ無し「来ちゃったv」訪問。有り得ないと思うんですが(困)
まぁつっこみ処探し出すとキリが無いんでこの辺にしときますね。
全体的には鋼小説作品と同様、「兄弟が旅の途中に出会った事件と人々」の話で、主軸の話には影響を及ぼさないけど、それなりにエドとアルにとっては意味のある経験になったというお話だと思います。

そういえば狼キメラの正体は謎のままでしたっけ。あれクレタの軍人だったんですかね?(まぁ別にどうでもいいですが←酷)
[11]  名前:礼  2011/07/05(火) 12:37
白桃李さん!こんにちはー!書込み嬉しいです。
ミステリとしては、途中で、ああそういうことかと分かる設定も多かったですが、まあそんなとこは求めてなかったので別にいいですよね。
スピンオフという言い方に、なるほどそれだ!と思いましたが、むしろスピンアウトと言いたい(笑)
自分もウィンの登場やら、あんなにどっかんどっかん火の手が上がってるところにウィンを連れて乗り込むロイロイやらに違和感はありましたが(笑)水島版で泣いてバリーから逃げ回る兄さんを受け入れた時から、大抵のことは二次なのね・・・で受け入れられるのでオケです(笑)
あと、テーブルシティの一般市民どこ行った?はご一緒した桔梗屋さんの言です(笑)
11.5巻ゲット良かったですねー!それがあるから人出が分からん!と最後まで映画館どこ行くか迷ったんですが、結構用意があったのかなあ?まあ乙女ロードがあるので、そちらは用意が多そうですよね(笑)
単純に11.5巻の牛先生の漫画も良かったです。時間軸的にはちょっと無理ありますけど、まあそこはそれで(笑)

自分アニメに詳しくないので、帝王と呼ばれてることも知らなかったのですが(BL系はもっと詳しくないのです)それでも知ってる名前と、改めて調べてみたら(昔のアニメの)この声この人だったのか・・・!みたいのが結構ありました・・・次回は意識して聞いてきたいと思います(笑)

クレタは賢者の石探す為に崖掘るぐらいですから、結構錬金術の研究が進んでいるのかもですね。狼キメラはその派生なのかも。



[12]  名前:礼  2011/07/06(水) 01:00
当然のようにアルを上って電車の屋根の上にあがる兄さん可愛かったなあ・・・
アルも普通にさせてたし。( ゚д゚)ハッ!これが禁断の絆ですか!

しかし映画全体を通して、アルはもっと使える子ですよ!!と叫びたかった。電車止めようとするとことかさ。



[13]  名前:礼  2011/07/07(木) 01:43
メルビンって、結局なんで牢屋に入ってたんだろうね?
皮剥いで被った時点で、逃げ隠れする理由無くね?
そもそもあんま理由を覚えてないんですけど。何かこう、世間的に身を隠す為にわざと犯罪犯したとかだったような。



[14]  名前:そいきち  2011/07/07(木) 04:41
礼様お久しぶりです。
映画初日と昨日のレディースデーで見てきました。
田舎ですがら昨日の夕方の回はもうガラ空き(15人程)でした。来週は上映回数メチャ減らされそうです。
さて感想ですが、私は皮を移植する意味がよくわかりません。骨格が違うから皮だけのっけてもそっくりにはならないと思うんですが…。妹に兄だと誤認識させる為の展開なんでしょうけど(ムリヤリ)髪型もそっくりだったので頭の部分も剥いで定着させたんですかねぇ。
礼さまの感想の姫姉様!姫姉様がいるよ!に大笑いしました。
ゴン爺が大婆様なんですね(笑)
[15]  名前:礼  2011/07/07(木) 14:13
そいきちさん、こんばんは!
上映回数減らされそうですかー。勿体ないですよね。面白いので、ライトファンにも見て貰いたいのになあ。

皮はよく分かりませんよね。多分全て賢者の石の力です!的なことなんでしょうけど(笑)
別れた時から結構育っているので、髪と目の色+面影があれば、誤認させるのはたやすいように思うのです(しかもそこは皮ではどうにもならん 笑)。そもそもジュリアは言われるまで気付いてないですしね。正直錬成陣を取られて、顔を潰された、ぐらいのことでいいのに、何故皮を被った!(笑)
・・・まあ、皮を被るっていうことでメルビンの狂気はよく出るかもしれませんね。人の皮を被るって慣用句もあるくらいなので。剥がれた方の兄も、お前どうなんだって気もしますが、イヤリングを持ってた兄の方が、皮一枚分マシってことなのかもですね。

ジブリカラーにはもう途中で吹き出しそうになって困りました。
のわこさんによると、ジュリアにアシタカ風も吹いてたそうです(押さえきれない心の動きによって突然キャラに吹く風 笑)。
ゴン爺=大婆様(笑)その者赤き衣をまとい〜ってやって欲しかった(笑)



[16]  名前:礼  2011/07/08(金) 12:17
そういえばギャグもミロスには足りなかったなあ。

私は自分がハッピーエンド好きというのもあるかもしれませんが、重いものや汚いものを扱ってることが、イコール「いい作品」だとは思っていません。

幸せなことや素晴らしいことを書く事も同じぐらい難しいことだと思うので。

それなのに、妙に「逃げ」のように取られることがあるのは何故だろうなあ。もちろんね、綺麗事ばっかりじゃないっていう気持ちも分かるんですよ。でも綺麗事言う為に、負の部分を見つめないといけないことはいくらでもあると思うので。
負の部分しか表現出来ないのなら、やはりその作品はそこまでの作品だと思う訳です。

原作鋼は、そういう意味で真の「エンターテイメント」作品だったと思います。あらゆるものが詰め込んである。負と正を違和感無くふんだんに入れ込んである作品って、結構珍しいんじゃないかと思う(色んな作品を知ってる方じゃないので、断言は避ける)。

日本人は不幸になりたがり(言いたがり)なところがあって、先日読んだ某本で、米人は幸福になりたがり(言いたがり)で、幸福じゃないとバレるのが怖くて自分は幸せだと言い張る傾向がある、でも別に本当に幸せって程でも無いのでそれがストレス、ってのを読んで、なるほどwと思ったんですが、そういう意味で、日本人は不幸ネタ得意だと思うんですよね。
負のネタを転がすのも浸るのも得意だし、だから、そこから生まれてくる凄い作品たちもたくさんある。それを評価しやすいってこともあるんだろうけど、正の作品だって同じように評価されるべきだと思います。

話がずれたけど、原作鋼のそこのバランス感や加えて笑いまで入ってるって、実はすげえんじゃね?と思った次第。
だって正だけとか負だけの人間って滅多にいないですもんね。そして比べるなら負の方に傾きやすい人のが多いだろうし。

そう思うと、ミロスはもうちょっと兄さんをうまく使って欲しかったなあ。



[17]  名前:礼  2011/07/09(土) 01:50
エンディングを見ながら、シャンバラのオープニングを思い出したりしてたんですよねー。
ラルク繋がりなせいもあると思うんですけど、画が単純だったせいもあって(笑)
スタッフとかキャストとか、全体的にコンパクトだなあという印象でした。実際数えた訳じゃないので分からんですが。
水島版のDVDジャケットが特別好きだという訳では全然無いんですけど(全然かよ)、でもあのオープニングは出色の出来だったなあ。
電車に始まり電車に終わるって感じで、ミロスが駄目だって訳じゃないんですけど、面白みとかインパクトに欠けたかな。

何か文句ばっかり言ってるけど、面白かったですよ?(笑)



[18]  名前:礼  2011/07/09(土) 02:43
賢者の石を飲み込むと心を乗っ取られる的なアレはどうなんでしょうねー
そんな設定いつなった!?って結構長いこと気になって画面に集中出来なかったですよー。



[19]  名前:礼  2011/07/11(月) 00:00
ミロスの映画特番がやっとこ関西でも放送されたので見たんですけど。
まあ予想通り、映画前に基本知識を入れておこうね!的な(笑)
入江版懐かしいけど、二人の絆が爆発するってどういう煽りよ(笑)
それにしても最初の方はあからさまに動いてないなー。絆が爆発したらしい回は特にそうだったもんねえ(笑)
一番役に立った情報は、11.5巻が50万部ってことかな!それって配りきれる?(笑)



[20]  名前:白桃李  2011/07/12(火) 22:27
今日もう一回見て来ました。そしてなんとまだ11.5巻が!どんだけ確保してたのリーブル池袋…。それはともかく、落ち着いて見たら本当にもの凄く人が死んでましたね。何もこんなに殺さんでも。アメストリス側クレタ側ミロス側ある意味万遍無く雑魚兵は何人殺してもOKって感じに見える(もちろん原作終盤「約束の日」に魂取られっぱなしになった人がどのくらい居たのか謎だしそれ以前にクセルクセスとかイシュバールとかでは桁違いの人数が死んでるんだろうけどソレとコレは文字通り話が別)
あと、ミランダさんと偽アランの分以外にも、最後の方でテーブルシティの「底」が抜けて落っこちた人達が全部鮮血の星の材料にされたんだとしたら、錬成された星が小さすぎるんじゃないかなぁ。
ジュリアが飲んだ石って原作で爆弾男キンブリーが飲んだのと大体同じくらいでしたよね。
ついでにキンブリーは人間ポンプよろしく石飲んだり出したり好き勝手してたけど別に「石に心を飲まれた」って感じじゃなかった。まぁ端からマトモじゃなかったと言っちゃえばそれまでなんですが(笑)
あと最後にジュリアと本物アシュレーが吐き出した「星」が消えちゃったのは、原作でホムンクルス達の命が無限じゃないのと一緒で、この「鮮血の星」もお父様が創った「賢者の石」と同じ、ある意味まがいものってことなんでしょうね。
それからジュリアがアシュレーの命を引き戻そうとしてやった錬成は、最後に汽車の中で兄さんが大佐に説明した通り、ギリギリ人体錬成じゃなかった。ジュリアは一瞬真理の扉の表面だけは見たけど扉は開かなくて、ジュリアもアシュレーも扉の中の真理は見なかった。
だから最後に妹に黙って病院を抜け出したアシュレーが実はまだ真理の扉を開くことを諦めてないんじゃないかっていう危うさも感じる。
再び仮面とクレタの軍服を纏ったアシュレーがこれからどうするのか。とか考えるとまた違う話が出来るかも知れませんね。
それにしてもアルは鋼小説や鋼ゲームに登場した女の子には洩れなくモテてるので、身体を取り戻した後どうオトシマエをつけるのかちゃんと考えて欲しいですね(いやもちろんアルの全部は兄さんのものだけどソレはソレとしてですよ)
しかし御蔭様でこの夏は鋼ジャンルもうひと盛り上がりしそうで、一読み専として大変嬉しいですv
ついでの勢いで来週までには池袋ジャックも完成させようと思います。ナンジャタウンとか年単位で行ってないんですけどね(−−;)
[21]  名前:礼  2011/07/13(水) 01:58
二度目うらやま!こんばんはー!
11.5巻、50万部あるらしいですからね。どこへ行っても放映の間はもらえるんじゃないですかね(笑)ウィキによるとシャンバラで動員110万人だそうで。半分は・・・行って貰いたいなあ(笑)

人、ぽんぽん死んでましたよね。底抜けて落ちた先は針山なのかなあ、効果的に血を絞り出すのに更なる仕掛けもあったり?それってつまり大型鉄の処女?っていう想像もしてしまって全くぞっとしない展開でした。
メルビンやアシュレー(そうそうこの名前!)は元より、ジュリアはそれで国を救って、本当に満足するのかなあと思いましたね。
二回ぐらい「忠告してくれて有難う」みたいなことを言ってるのも印象的でした。また言った!みたいな。何か人の話聞いてないだろっていう感じがしたんです同じ台詞二回って(笑)
それから責は私が負う。みたいなのも。・・・・他に方法を提示してやれないのなら、彼女が考え抜いて決めたのなら、責めるに責められないのかもしれないけど、本当に他に方法は無いのかよ!って思ってしまうんですよね。
ジュリアが責を負うったって、結局はミロス全体の責任になるんだし。
ゆっくり考える暇はないにしても、「大きな力」に頼ってどうにかしようっていうの、地に足が付いてない感じがして仕方ないです。ロゼとかと同じ感じ。
仮にもアメストリス軍属のエドたちを、よく信頼したなと思いましたけど、そもそも心の奥底ではそうでもなかったのかもなあと、今書きながら思いました。うーんこの辺はもうちょっとよく考えてみます。

賢者の石飲み込みに関しては、私もキンブリーも飲み込んでたのにって思ったんです。
出し入れ出来るから違うのかなあっていうのも(笑)
でもほら、奴はプライドに飲み込まれずにいたじゃないですか。私にとっては子守歌みたいな発言もあったような気がするので、飲んでもヘイキだったんじゃないですかね(笑)

確かに賢者の石、あの大がかりな装置の割には小さいですが、あの錬成装置自体の出来が良くないっていう可能性はないですか?
ご本家ほど効率が良くないと申しますか、アメストリスの大地からちょい離れてるのにも理由を見いだせるかもしれません。
深読みし出すと切りがないですね(笑)

アル様はモテモテですね!でもその割にあっさりしてるアル様が大好きです!(分かったから)
ナンジャタウン、うらやましいなー。規模が小さくなると大阪ではとんとその手のイベントが無くなって寂しい限りですー。



[22]  名前:礼  2011/07/15(金) 01:43
二回目見てきました。
改めて見ると、思い込んでた部分が結構あったなあと思いました。
二回の「ご忠告感謝」は一回目がミランダで二回目がジュリアだったこととか。

でもジュリアは迷いを感じていたのに、迷ってる場合じゃないって言った後にミランダと同じ言葉を言ったことは、更に象徴的だなと思ったり。
そんで、ミロスの蜂起と、それの成功に「鮮血の星」は関わっていないことを思うと余計。

あと兄さんがアルに抱っこしてと手を差し出すシーン(間違って無い)は、単に列車の屋根の上を覗き込んでいただけだったこと。しかしアルの態度が自然すぎてヤバイぜ!あいつらやり慣れてやがる・・・!

それから二回目も気付かなかったんですが、のわこさんによるとロイロイは役立たずではなく、きちんとあんまり見えないところで狼キメラを倒しているらしいこと(笑)
一瞬ロイロイが映ったような気はしたんですよ。でも一人でやっつけてるとか全然分かんなかった!ごめんねロイロイ!

あとこれものわこさんに言われたんですが、アシュレイは左腕をなくしてるんですか?
実のところジュリアが片足を無くしたタイミングも良く分かってなかったです。
ここら辺は人体錬成・鮮血の星と絡めてもっかい考えよう。

見ている間、大きすぎる・制御できない力は身を滅ぼすんだなあとしみじみ思いました。

ロイロイのことを気にせずに最後の戦いを見たら、兄弟はちゃんと主役に見えました。
兄弟は、トリシャのことやニーナのことが大きな礎になってるって思ってたけど、兄さんにはもうひとつ、アルの兄さんだから、賢者の石使わないんだなあって思った。知ってたけど、1つしか違わなくても兄さんはやっぱりちゃんとアルの前を歩いてるし、背中っつか生き様見せてんだよね。兄さん格好いいなあ。




[23]  名前:礼  2011/07/20(水) 13:09
色々考えたいけど、原稿に手一杯でミロスにまで手が回りません(笑)
できればミロスコピ本も作りたいけどなあ。その為にはもうちょっとミロスについて考察しておきたいんだけどなあ。

ジュリアのあれが人体錬成で無かったとしても、鮮血の星があったのに足を無くしたこと、される側(?)だったアシュレイが腕を無くしてるかもしれないこと、扉が開いてないこと。気になるo(`ω´*)o

・・・・まあアニメは公式とはいっても、錬金術に関しては随分原作と離れてしまうことがままあるので、この辺を原作の考え方と絡めるのは無駄かもしれませんけども。



[24]  名前:礼  2011/08/09(火) 17:42
久しぶりにこちらを書く事にしました(笑)うーんもう見てる人いないかな?と思いつつ。

というか、既に映画の記憶もまたあれこれ曖昧なんですけどね。
それで久しぶりに公式サイト行ったらいっぱい変っててびっくりしました。感想とかネタバレとかは見てないですけど。っていうかまだ自分の中ではっきりしないまま原稿に突入したので、読めないっていうか。
人様の感想とかほとんど見に行ってないです。ご一緒した桔梗屋さんやのわこさんのはもちろんお聞きしてる訳ですが。

もちろんここに書いて下さる方のもね。
で、白桃李さんの感想を見ながらふと思ったのですが、賢者の石って「完全な存在」じゃないかもですね。
いや、いわゆる錬金術だと賢者の石は術者が一番最後に目指すようなものとして語られますし、鋼界でもそうだと思い込んでたんですけど、結局鋼界にはあの、人の命を材料にして作られた賢者の石以外は存在しないんじゃないかと。

この思い込みって「まがいもの」をレト教の偉いさんがホムンクルスに掴まされてたとこに起因してたように思います。
でもレト教の時みたいに、使いすぎてリバウンドが起こるようなところってあの時だけですよね。すると、あの「賢者の石の偽物」が何製なのかは判りませんが、まあ「人を材料にした賢者の石」とは別物=「まがいもの」ってことなんじゃないかと。

つまり賢者の石の作り方はやはり、人を材料にしたもので、レシピはいろいろあるけれども、基本的に材料が多い程高性能になるのだろうとは思います。
と、するとですね、鮮血の星はやはり賢者の石に相当するものだと思うんです。ただ、材料が「人の魂」か「人の血液」かってとこは大きな差だと思う訳です。
その辺が出来上がったサイズの違いかなと。しかしそうなると、「人の体」とか「人の精神」とかでも賢者の石ってできるのかなあ。

もうひとつ考えていることがあって、アメストリス各地で起った流血を伴う暴動などで、国土錬成陣を引く、というあの原作の設定。
100年単位で理由と結果が離れていてもいいものなのか?という。

アルとエドが血を混ぜた錬成をした後に精神の混線が起ったことを考えてみても、もしかすると鋼の中で「血液」っていうの結構大きなファクターなのかも、と思います。



[25]  名前:礼  2011/08/23(火) 01:19
ミロス補完本話をちょろっと書いてコピー本にしました。
私はいつでも兄弟を中心にして鋼のことを考えてるし、兄弟が考えるだろうこととかを想像して、その場面を理解しようとします。
ジュリアやアシュレイ自身を理解するというよりは、兄弟が考えるジュリア達が理解出来ればそれで良しという感じでしょうか。
そうすることで見えてくる新しい兄弟像があるのも確かなので。

それで、今回書いてて気付いたっていうか、改めて衝撃だったことがあるんですが、兄弟って賢者の石を作れるんですよね。
自分にそれを許してしまえば。
マルコーさんの料理本がどこまでのものだったかは判りませんが、人の命を材料にしていることが判る内容のものが、生半可なものだとは思いませんし、錬成陣も見てるんで、やろうと思ったら全然出来るでしょう。
感情としてはともかく、知識や力量としては出来る訳ですよ。考えなくても当たり前のことなんですけど、自分でそう(小説の文章を)書いて、凄い、愕然としちゃったんです。
だって、それって凄い怖いことですよね。兄さんたらさすがレベル99なだけあるわ・・・。
兄さんがどれだけ追い詰められても、「・・・犯罪者とかだったらもう別によくね?」とか思う人じゃなくて良かったなあ、と改めて思いました。

兄さんがアシュレイと戦ってる時の叫びを聞きながら、兄さんにはアルがいるから、もうひとつも間違ったり出来ないし、間違うつもりも無いんだろうって思いました(間違うってのは人としての正道的な意味で)。自分の無力さを痛感しながらも、してるからこそ、真っ当な道しか選ばない。だってお兄ちゃんだから。理想はどこまでも高く、誇らしく。気高く(笑)
・・・だけどそれは何て恐ろしい綱渡りなんでしょうね。一瞬でも心が揺れたり弱ったりしたら、簡単に踏み外す。なんたって、自分の手の中、脳の中に誘惑が存在するんですよ?

そういうのを自覚しているかどうかはともかく、生半可でない兄さんの覚悟を改めて知った気がしました。